内部リンクの構築・設計をしっかりと計画立てて行っていますか?
TOPページ⇒下層ページ、下層ページ⇒TOPページといった、ドメイン内から同じくサイト内に向けられて設定されたリンクのことを内部リンクと言います。
この内部リンクは、単純に多ければ良いというわけではなく、関連するコンテンツ同士を繋げることが重要となり、最近のSEO対策において軽視できない重要な要素となりますので、しっかりとポイントを押さえて効果的なリンク設計を心がけましょう。
それでは、この記事では内部リンクの構築についてポイントなどをご説明していきたいと思います。
目次
内部リンクとは、冒頭でもご説明したように、サイト内に張り巡らせたリンクのことを言います。
この内部リンクは、基本的に重要なページに集めることが大切ですが、関連するコンテンツ同士を繋げることが重要となります。
外部リンクもSEO対策では重要ではありますが、この内部リンクの設計がうまくいくと、ビッグキーワードでも上位表示させることも不可能ではありません。
しっかりとサイト構造を考慮した上で内部リンクを設計していきましょう。
内部リンクが「SEO対策」においてなぜ重要なのかというと、クローラーがリンクを元に巡回することが主に考えられます。
検索エンジンは、このクローラーの巡回によってページがインデックスされ、200以上ものアルゴリズム要素を元にランキングされます。
そのため、関連するコンテンツを適切なアンカーテキストで設置することが重要となり、サイト構造やリンク設計がうまくいくことによって検索エンジンに好まれる強固なページとなるわけです。
また、内部リンクは内部対策の一部です。
他の対策もしっかりと行い、クローラーに正しく評価してもらうための適切な施策を予め施しておきましょう。
内部リンクは関連するコンテンツを繋げるとご説明しましたが、ひとつの記事をユーザーにわかりやすく表現するために、そのページの対策キーワードに関わる様々なサジェストをコンテンツに組み込むかと思います。
この場合、そのサジェストを膨らませ過ぎてしまうと、ページ自体にボリュームが付きすぎてしまい、検索ユーザーが最後まで読めない、目的の箇所が見つけられない、といったことになってしまいます。
また、検索エンジンにとっても、何について書かれたコンテンツなのか?テーマがぼやけてしまい、その結果、検索クエリに対する適切な“答え”であると評価されなくなってしまいます。
こういった場合に、対策キーワードからかけ離れてしまったサジェストを別の記事として訴求し、内部リンクを構築するというわけです。
最近の検索結果で、コンテンツ自体そこまでボリュームがなくても、そのテーマについて書かれたコンテンツが数多く内部リンクされているページなんかがそういったサイト設計に成功しているページです。
ひとつにまとめたボリュームのあるページを仕上げるのか、それとも内部リンクを構築したサイト設計で上位表示を目指すのかは、対策キーワードの強さにもよるかと思います。
検索結果の傾向を見て、リライトや記事を分けるといった判断をしましょう。
内部リンクには場所や設置方法など、いくつかのパターンが考えられます。
そして、さきほどもお伝えした通り、関連するコンテンツへ内部リンクを構築することが重要となりますので、しっかりと理解して設置しておきましょう。
まず、サイトには必ずカテゴリーなどを示すメニューがあるかと思います。
このメニューも内部リンクのひとつとなります。
設置する際はクローラーにも理解しやすいように、できる限り画像ではなくテキストで設置しましょう。
デザイン上、どうしてもテキストでは設置できない場合は、しっかりと画像のaltに適切なキーワードを入れておくことが大切です。
パンくずリストも最近のサイトでは必ずといって良いほど設置されているかと思います。
こちらも内部リンクとなりますので、キーワードを含む適切なテキストで設置しておきましょう。
内部リンクの中で最も効果的とされるのがこのコンテンツ内に設置する内部リンクです。
これは、ユーザーの利便性にも関わってくるので、乱用はできるだけ避け、必要であると思われる箇所に設置することが重要となってきます。
上記以外にも、フッターリンクやサイドカラム、記事下に設置された関連記事などへのリンクが考えられます。
フッターリンクは全ページ共通となってしまうため、グローバルメニューのような構造となるかと思いますが、関連するコンテンツへのリンクは、検索してくるユーザーを検索結果画面に戻さないためにも、コンテンツのテーマに合っている必要があります。
クローラーにコンテンツの関連性を伝えるためにも、必要な内部リンクを必要な箇所に設置することが重要と言えます。
内部リンクを構築するにあたっていくつか注意点をご説明したいと思います。
まず、キーワードの詰め込み過ぎが考えられるかと思います。
もうひとつは先ほどもご説明したように関連するコンテンツにリンクするということです。
内部リンクは重要なページに集めると言いましたが、しっかりと関連するコンテンツ同士繋げなければ高い効果は期待できません。
この場合、対策キーワードを詰め込んで過度なSEO対策となってしまっては、ユーザーのためにもなりませんので、結果Googleからも良い評価とはならないはずです。
ユーザーだけでなく、クローラーにとってもどんな内容のコンテンツがあるのかをわかりやすく適切なテキストで設置するようにしましょう。
主にリンク先のページタイトルがクリックしたユーザーにとっても違和感なく読み始めることができるのではないでしょうか?
ということで、内部対策に重要な“内部リンク”についてご説明してきましたが、関連するコンテンツ同士を繋げて強力なサイト構造にすることによって、サイト自体の専門性も高まります。
それはカテゴリトップにも同じようなことが言えます。
全く異なるテーマの記事を同じカテゴリに入れないですよね?このように関連性を高めるメリットは必然と決まってくるわけです。
ひとつの記事でサジェストのサジェストといったテーマから逸れてしまう内容は、その記事を補足するような形で別ページで記事を作り、関連コンテンツとして内部リンクを構築していきましょう。