Googleアルゴリズムとは

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SEO対策を行う上で良く耳にするGoogleアルゴリズムとは、検索エンジンアルゴリズムを指します。

ここでのアルゴリズムとは、Googleが検索キーワードに対する検索順位を決定するためのルールを言います。
Googleは、より良い検索結果を提供することを目的に、不定期でアルゴリズム更新を実施しています。

現在、Yahoo!もGoogleのアルゴリズムを採用しており(一部はカスタマイズしているといわれています)、Yahoo!・Googleで上位表示を目指す場合は、Googleのアルゴリズム動向に注目する必要があります。

では、この記事では、そのGoogleのアルゴリズムについて詳しくご説明していきたいと思います。

アルゴリズム更新があるとどうなるのか?

まず、アルゴリズムが更新されると、キーワード検索順位がいつも以上に入れ替わることがあります。
大きなアルゴリズムの更新があった場合、その後1週間程度は順位が変動することがあります。
そのため、1週間程度は様子を見ることが必要です。

アルゴリズム更新によって順位が下落した場合の対策は…

  1. 1週間程度、順位変動を見守る、その間アルゴリズム変化の内容を調査・把握する(Googleなどが情報を公開していることがあります)
  2. 競合状況と比較して、何が必要な対策かを検討、仮説を立てる
  3. 仮説を元に対策を実施する

アルゴリズムの種類(一部)

以下のように、最近ではアルゴリズムに名称がついているものがあります。

パンダアップデート(別名:ファーマーアップデート)

  • 導入時期:2011年2月25日(英語環境)
  • 2012年7月18日(日本語環境)

ユーザにとって役にたたない、価値のないサイトなど低品質なサイトの順位を低下させ、調査・研究結果、詳細レポート、思慮深い分析などのオリジナル性のあるサイトの順位を向上させたアップデート。

初めは米国で導入され、その後ほかの国にも導入が広がった。日本で正式な導入が発表されたのは、7月18日頃。

「役に立たない、価値のないサイト」とは、コピーサイト、自動生成したサイト、情報量の少ないサイト、信ぴょう性が低いサイトなどを言います。
⇒オリジナル性のある内容のサイトを作成していく必要があります。

ページレイアウトアルゴリズム

導入時期:2012年1月19日(英語環境)
ページに表示されるコンテンツ量、レイアウトを理解するようアルゴリズムに変更を追加
⇒WEBページをスクロールしないとコンテンツが見れない、WEBページを表示した際に上部に大量の広告が表示されるようなサイトがこのページレイアウト アルゴリズムの影響で順位下落する可能性があります。

ペンギンアップデート

  • 導入時期:2012年4月24日(英語環境)

Googleのガイドラインに違反、スパム等を行い故意にキーワード順位を上昇させようとしているサイトを排除するためのアルゴリズムです。

テクニカルなSEOを過剰に実施したサイト、リンク集、ブログネットワーク等のサイトが順位下落する可能性があります。
Googleのガイドラインを今一度確認し、ガイドライン違反、スパムとならないサイト作成を行う必要があります。

アルゴリズムのアップデートについて

Yahoo!のアップデートについて

2010年12月上旬にYahoo! JAPANがGoogleの検索エンジンを採用しましたが、それ以前は、Yahoo!JAPANは独自のアルゴリズムを用いて、検索結果の表示順位を決定していました。

2009年~2010年11月末頃まで、頻繁に「Yahoo! アルゴリズム アップデート」、「Yahoo! インデックス アップデート」が実施され、多くのSEO担当者が検索順位の大変動に困惑していたことを覚えておりませんか?

当時Yahoo!は独自のアルゴリズム「Yahoo! Search Technology (YST)」を採用しており、これを不定期にアップデートしていました。

これらのYahoo! アルゴリズム アップデート、インデックス アップデートの目的は、Yahoo!が日々検索エンジンをより使いやすいものにするために、世界各国に対応するものや日本独自向けなど、新しい機能の開発や機能修正・改良作業を計画的に実施しており、 この成果を検索エンジンに反映するため、に行われていました。

その結果、Yahoo! アルゴリズム アップデートやインデックス アップデートが実施された後は、検索結果が改善され、数日間順位変動が発生することが多かったです。

しかし、上記にも記載しましたが、Yahoo! JAPANのYSTの利用は2010年12月上旬で終了しております。
その後、Googleのアルゴリズムを採用しています。

Googleのアップデートについて

Googleは、検索品質を改善するため年間、500回以上のアップデートを行っていると言われています。
最近では、検索品質の改善項目内容やその個数について、Googleオフィシャルブログ(Google inside Search Blog:英語)で定期的に発表されています。

アップデートの詳細について

これらのアップデート以外にも、「EMDアップデート」「DMCAアップデート」「(俗称:トップヘビー)ページアルゴリズムアップデート」など様々なアップデートが行われています。

アップデートを実施する目的は、検索エンジンユーザにより良質なサイトを届けることを目的としています。アップデートが実施されてから数日間は、順位変動が発生することが多いです。

ただ、アップデートが実施されても公表されるアップデート/公表されないアップデートが存在するため、アップデートが実施されたかどうか全てを把握できるわけではありません。

また、公開されるアップデート情報の多くが英語環境向けであることから、我々日本語環境にアップデートが反映されたのか確認できないケースが多いです。

アップデート情報は、GoogleオフィシャルブログやGoogle検索の責任者マット・カッツ氏のTwitterなどで発表されるケースが最近では多いです。

アップデートが実施された場合、数日間は様子を見て、順位変動が落ち着いてからSEO対策の見直し作業を開始することがお勧めです。

まとめ

ということで、今回はGoogleのアルゴリズムについてご説明してきましたが、Googleは検索結果の向上を目的としてアルゴリズムのアップデートを不定期に実施しています。

また、アルゴリズムのアップデートが無くても毎日5~6位程度キーワード順位が変動しています。

まずは、アップデートの影響を受けて順位下落しないよう、SEOについて検索順位の仕組みなどを理解し、事前にGoogleが評価しそうな情報をキャッチし、サイトに反映させていく必要があるでしょう。

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