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内部対策とは

更新日 2026年11月2日

SEO対策において、内部対策とは、サイトの中で行う施策のことです。ページの内容を検索エンジンに正しく伝え、クローラーがサイト内を巡回しやすい状態に整えます。

タイトルや見出し、内部リンク、URLの正規化、サイトマップなどが内部対策に当たります。どれも「設定すれば順位が上がる」ものではなく、内容の評価を正しく受け取るための土台です。

AIによる概要やAIモードのようなAI検索でも、Googleはクロールとインデックスを経てページを引用します。内部対策の考え方は、AI検索でも変わりません。

目次
  1. 内部対策の項目
    1. ページタイトル
    2. 見出しタグ(h1~h6)
    3. meta descriptionとメタキーワード
    4. 内部リンク
    5. ページの表示速度
    6. URLの正規化
    7. robots.txtとsitemap.xml
  2. まとめ

内部対策の項目

SEO対策は、サイトの中で行う内部対策と、ほかのサイトからの被リンクに関わる外部対策に分けて考えられてきました。今のGoogleは、検索した人の役に立つ内容かどうかを中心に評価します。内部対策は、その内容を検索エンジンに伝えるために行います。

内部対策を整えても、内容が薄ければ上位には届きません。順位を確かめながら、内容の見直しと合わせて進めます。

ページタイトル

title要素は、検索結果のタイトルリンクの元になります。ページの内容を具体的に表し、検索キーワードを自然に含めます。

Googleは、タイトルリンクの説明で「同じ語句を何度も繰り返しても無意味なだけです」と書いています。文字数の決まりはありませんが、長いと検索結果では途中で切られます。伝えたいことを前に置き、短くまとめます。

サイト内のページで同じ定型のタイトルを使うと、Googleがタイトルを書き換えることがあります。ページごとに違うタイトルにします。

見出しタグ(h1~h6)

見出しタグは、本文を区切り、各ブロックの内容を示します。読者が目的の箇所を見つけやすくなり、検索エンジンにもページの構成が伝わります。

h1はページの大見出しに使い、h2・h3で本文を分けます。Googleは、見出しの順番について「Google 検索にとっては順番どおりに使われていなくても問題ありません」としています。それでも、読み上げソフトを使う人にはh1→h2→h3の順が分かりやすいので、順番どおりに使っておくと安心です。

見出しにキーワードを詰め込むと読みにくくなります。各ブロックに何が書かれているかを、短い文で表すのが基本です。

meta descriptionとメタキーワード

meta descriptionは、検索結果の説明文(スニペット)に使われることがあります。順位には影響しませんが、検索した人がクリックするかどうかに関わります。Googleは「スニペットは主にページのコンテンツ自体から作成されます」と説明しており、必ず表示されるわけではありません。

メタキーワード(meta keywords)は、Googleが「キーワード メタタグを利用しません」と明言しています。書いても効果はありません。

内部リンク

内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぐリンクです。主なものは次のとおりです。

  • グローバルメニュー
  • パンくずリスト
  • 本文の中のテキストリンク
  • サイドカラムや記事下の関連記事
  • フッターリンク

この中で重要なのは、本文の中に置く、関連するページへのテキストリンクです。クローラーはリンクをたどってページを見つけます。Googleは「関心のあるすべてのページに、同じサイト上の少なくとも 1 つ以上の別のページからのリンクがあることが推奨されます」としています。

リンクの文字(アンカーテキスト)には、リンク先の内容が分かる言葉を使います。「こちら」だけのリンクや、キーワードを詰め込んだリンクは避けます。

ページの表示速度

ページの表示速度は、順位に関わる要素の一つです。Googleは「Google のランキング システムでは Core Web Vitals が使用されます」と説明しています。Core Web Vitalsは、表示の速さ・操作への反応・表示のずれを測る指標です。

同じ説明の中で、Googleは「SEO 上の理由のためだけに満点を取ろうとするのは、有効な時間の使い方とは言えないでしょう」とも書いています。表示が極端に遅いページを直すことが先で、点数を競う必要はありません。

現状は、Googleの「PageSpeed Insights」で確かめられます。画像の圧縮や、使っていないJavaScript・CSSの削除から手をつけます。

URLの正規化

同じページに複数のURLでアクセスできる状態を、一つにまとめることをURLの正規化と言います。「www」のあり・なし、「index.html」のあり・なし、httpとhttpsが代表的な例です。

Googleは、URLごとに集まる評価(リンクなど)を正規URLに統合します。正規化の希望を伝える方法は、301リダイレクトとcanonicalタグです。Googleはどちらも、正規URLを「強く示すシグナル」としています。

どのURLが正規として扱われているかは、Search Consoleの「URL 検査」で確かめられます。

robots.txtとsitemap.xml

robots.txtとsitemap.xmlは、クローラーにサイト内の巡回のしかたを伝えるファイルです。

robots.txtは、クローラーにアクセスさせない場所を指定します。管理画面や検索結果ページなど、クロールの必要がない場所をブロックして、重要なページにクロールを回します。

ただし、robots.txtは検索結果から消すためのものではありません。Googleは、ブロックした「URL アドレスや、場合によってはその他の公開情報(該当ページへのリンクのアンカー テキストなど)が、Google 検索結果に表示されることもあります」と説明しています。検索結果に出したくないページには、noindexを使います。

sitemap.xmlは、サイト内のURLの一覧です。クローラーがリンクだけでは見つけにくいページを伝えます。

どちらも、置くだけで順位が上がるものではありません。クロールの無駄を減らし、重要なページを確実に見つけてもらうためのものです。

robots.txtの書き方

対象のクローラーを「User-agent:」で指定します。すべてのクローラーなら「User-agent: *」です。

「Disallow:」でブロックするディレクトリやページを指定します。「Allow:」を併用すると、ブロックしたディレクトリの中の一部だけを許可できます。

「Sitemap:」にsitemap.xmlのURLを書くと、クローラーにサイトマップの場所を伝えられます。Googleは「robots.txt ファイルの任意の場所に次の行を挿入して、サイトマップへのパスを指定します」としています。URLは https:// から始まる完全な形で書きます。

  1. User-agent: *
  2. Disallow: /admin/
  3. Allow: /admin/help/
  4. Sitemap: https://example.jp/sitemap.xml

sitemap.xmlの書き方

<url>~</url>の中に1ページずつ書きます。「loc」にページのURLを書き、必要なら「lastmod」に最後に内容を更新した日を書きます。

  1. <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
  2. <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
  3. <url>
  4.   <loc>https://example.jp/</loc>
  5.   <lastmod>2026-11-02</lastmod>
  6. </url>
  7. </urlset>

以前よく使われた「priority」と「changefreq」は、Googleが「<priority> と <changefreq> の値を無視します」と明言しています。書く必要はありません。「lastmod」は、本文を変えたときだけ日付を更新します。

ページ数が多いサイトでは、CMSやプラグインの自動生成を使います。WordPressには標準でサイトマップを出す機能があります。

まとめ

内部対策は、SEO対策の土台です。タイトル・見出し・内部リンク・URLの正規化・サイトマップが整っていないと、内容が良くても検索エンジンに正しく伝わりません。

まず、あなたのサイトのトップページを「www」あり・なし、http・httpsの4通りで開き、1つのURLに転送されるか確かめてください。次に、主要なページのtitleとh1が内容を表しているかを見ます。この2つが、内部対策の最初の点検です。