アップデートとは

アップデート(Update)とは、一般的にソフトウエアやシステムの内容を最新のものに変更、改修や機能追加を行うことを指すことが多いです。

また、SEO業界でも「アップデート」は頻繁に使う言葉です。
そのSEO業界で言う「アップデート」とは、主に検索結果のルールを決定する「アルゴリズム」を更新、変更、改修した際に使われます。

SEOに関するアップデート

上記のように、SEO業界では「アルゴリズム アップデート」と言われることが多く、“アップデート”と言うとアルゴリズムに関する言葉と捉えられます。

Yahoo!のアップデートについて

2010年12月上旬にYahoo! JAPANがGoogleの検索エンジンを採用しましたが、それ以前は、Yahoo!JAPANは独自のアルゴリズムを用いて、検索結果の表示順位を決定していました。

2009年~2010年11月末頃まで、頻繁に「Yahoo! アルゴリズム アップデート」、「Yahoo! インデックス アップデート」が実施され、多くのSEO担当者が検索順位の大変動に困惑していたことを覚えておりませんか?

当時Yahoo!は独自のアルゴリズム「Yahoo! Search Technology (YST)」を採用しており、これを不定期にアップデートしていました。

これらのYahoo! アルゴリズム アップデート、インデックス アップデートの目的は、Yahoo!が日々検索エンジンをより使いやすいものにするために、世界各国に対応するものや日本独自向けなど、新しい機能の開発や機能修正・改良作業を計画的に実施しており、 この成果を検索エンジンに反映するため、に行われていました。

その結果、Yahoo! アルゴリズム アップデートやインデックス アップデートが実施された後は、検索結果が改善され、数日間順位変動が発生することが多かったです。

しかし、上記にも記載しましたが、Yahoo! JAPANのYSTの利用は2010年12月上旬で終了しております。
その後、Googleのアルゴリズムを採用しています。

Googleのアップデートについて

Googleは、検索品質を改善するため年間、500回以上のアップデートを行っていると言われています。
最近では、検索品質の改善項目内容やその個数について、Googleオフィシャルブログ(Google inside Search Blog:英語)で毎月発表されています。

4月:52項目、5月:39項目、6月:59項目、7月:27項目、8月:43項目、9月:25もの項目の検索品質改善を図っています。
その他、最近有名なGoogleアップデートは…

  • 2011年2月より導入された パンダアップデート(価値の無いサイト順位を低下させる)
  • 2012年4月より導入された ペンギンアップデート(Googleガイドラインに違反して来いに順位上昇させようとするサイトの排除)

この2つのアップデートの影響を受けたSEO担当者やその影響状況について関心が高いSEO担当者も多いと思います。

アップデートの詳細について

これらのアップデート以外にも、「EMDアップデート」「DMCAアップデート」「(俗称:トップヘビー)ページアルゴリズムアップデート」など様々なアップデートが行われています。

アップデートを実施する目的は、検索エンジンユーザにより良質なサイトを届けることを目的としています。アップデートが実施されてから数日間は、順位変動が発生することが多いです。

ただ、アップデートが実施されても公表されるアップデート/公表されないアップデートが存在するため、アップデートが実施されたかどうか全てを把握できるわけではありません。

また、公開されるアップデート情報の多くが英語環境向けであることから、我々日本語環境にアップデートが反映されたのか確認できないケースが多いです。

アップデート情報は、GoogleオフィシャルブログやGoogle検索の責任者マット・カッツ氏のTwitterなどで発表されるケースが最近では多いです。

アップデートが実施された場合、数日間は様子を見て、順位変動が落ち着いてからSEO対策の見直し作業を開始することがお勧めです。

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